セルローズファイバーとは?


どんな素材?

セルローズファイバーとは、天然の木質繊維のことです。
セルローズファイバー
セルローズファイバーとは、天然の木質繊維のことです。
天然繊維であるセルローズファイバーは、無機繊維より優れているところがたくさんあります。
その一つに自然が作った小さな空気の粒にあります。 太さが均一で、硬い針のような無機繊維に比べてセルローズファイバーは、様々な繊維が絡み合っています。
この繊維の絡み合いが空気の層をつくることはもちろん、1本1本の繊維の中にも自然の空気胞が存在しているのです。
この空気胞の存在がより一層熱や音を伝えにくくします。
さらに木質繊維特有の吸放湿性で、適度な湿度を保ちます。
自然の恵みが私たちに快適な暮らしをもたらしてくれる。
まさに天然の力です。

セルローズファイバーと無機繊維の違い
セルローズファイバーと無機繊維の違い   セルローズファイバーと無機繊維の違い
セルローズファイバー(顕微鏡にて)   グラスウール、ロックウールなど無機繊維(顕微鏡にて)
1本1本の繊維の中にも小さな空気胞があり、これが高い「断熱性」を生み出します。   硬い針状で、繊維自体に空気胞がない。

セルローズファイバーにはアスベスト(石綿)は一切使用しておりません。セルローズファイバーは回収された新聞古紙を主原料に防熱・撥水性能を付加した製品です。国内で製造を開始以来同様の製造方法を採用しており、過去においてもアスベストは使用しておりません。安心してご採用ください。


安全性で厳しいアメリカで60年の実績を誇るセルローズファイバー!
安全性で厳しいアメリカで60年の実績を誇るセルローズファイバー!
断熱材種別シェア(米国) (インターセル調査)
セルローズファイバーは欧米諸国が発祥の地で、例えば米国の断熱材種別 シェアを調べてみると、セルローズファイバーが米国で最も多く使用されている断熱材であることがわかります。

各種性能:セルローズファイバーの特徴 安全性:セルローズファイバーの安心感 エコロジー:セルローズファイバーと環境


施工方法

セルローズファイバーは従来の断熱材のように手間のかかる敷き込み工事は不要。綿状にしたファイバーを吹き込んだり、吹き付けたりして施工します。だから、新築でも増改築でも、天井裏も壁間も床下も施工可能。日本列島の北から南まで、住宅にも産業施設にも対応します。倉庫や体育館、美術館など規模の大きな建物でも、簡単かつ短時間に施工でき、どんな建物でも、お客様のニーズにスピーディーかつ的確にお応えできます。施工時間も短縮できます。

吹き込み(ブローイング)工法 吹き付け(スプレーガン)工法 壁・屋根充填工法



改正建築物省エネ法オンライン講座 改正建築物省エネ法オンライン講座


Copyright(C)2002- 日本セルローズファイバー工業会 All Rights Reserved. 禁無断転載